2026年ワールドカップのアジア最終予選、初戦で中国に7-0の大勝を収めた日本代表。
その中で、9月4日に20歳の誕生日を迎えたばかりの川崎フロンターレDF高井幸大が71分からピッチに立った。
パリ五輪でも小久保玲央ブライアンらとともに日本の守備を支えた高井。五輪後初の活動でA代表に招集されると、最終予選にもかかわらずいきなりベンチ入りし、代表デビューを果たしている。
森保一監督からの非常に高い評価がうかがえるなか、デビュー戦後、うれしはずかしな雰囲気で語った一問一答は以下の通り。
――デビュー戦を終えた感想。
やってやろうというか、伸び伸びやろうかなと思っていました。
――緊張もせず、いつも通り。
はい。
――(元川崎の)板倉選手との交代でした。感じるところは…。
ないです、はい(苦笑)。
――実際にピッチに立ってみて感じたこと。
もう一度出したいな(出たいな?)と思いました。
――手応えは?
点差もあったので、普段通りできたかなとは思います。
――板倉選手が交代で向かってくるとき、少しニコッとしたような気がしたが。
いや別に、目が合っただけです(笑)。
――20歳になり、誕生日プレゼントになればみたいなことも言っていた。
よかったです。
――決して長い時間ではなかったが、イメージしていたものと実際にプレーしてみて、自分の持ち味を出せた実感は?
プレッシャーもなかったので、あれくらいやらないといけないかなと思います。
――横パスを受けて持ち出して、FWの選手が降りてきてというところで横パスを出したシーン。高井選手ならあそこは前に刺せたのでは。
ちょっと映像を確認しないと分からないですけど、もっと高められるところは必ずあるかなと思います。
――自身のキャリアとしてこのピッチに立てたことをどう感じるか。
もっともっと出場したいと思いますし、もっともっと自分のレベルを上げていきたいなと思います。