日本代表のキャプテンである遠藤航は、5日の中国戦で先制ゴールを決めるなど7-0の勝利に貢献した。
昨季からリヴァプールでプレーする遠藤だが、今季は出場機会に恵まれていない。
ユルゲン・クロップ監督のもとでは重用されていたが、オランダ人のアルネ・スロット新監督は、同胞であるオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフを好んでおり、遠藤は開幕3試合でわずか1分しか起用されていないのだ。
そうしたなか、『BBC』は、現地リヴァプールファンたちに誰も話題にしていないトピックを質問。ファンのひとりはこう答えていた。
「誰も遠藤航の無慈悲な除外を話題にしていない。昨季のリヴァプールが主要なターゲット(モイセス・カイセドとロメオ・ラヴィア)を獲り逃がした後、彼はチームを窮地から救い出すために素晴らしい働きをしてくれた。今の彼は屈辱的立場にあるが、(チームが)あのプレースタイルに回帰することはなさそうだ。彼に同情する」
昨季はチーム唯一の守備的MFとして救世主的存在になった遠藤。
だが、新監督のもとで新たなスタイルに挑んでいるリヴァプールでは序列が降下しており、そのことに同情を寄せていたようだ。