来月、10月24日には21歳の誕生日を迎える中井卓大。レアル・マドリーの下部組織で育成されてきた元天才少年は、スペイン3部のアモレビエタに貸し出されるとここまで主力としてプレーしている。

そうしたなか、Xのフォロワー数420万人を誇る『Foot Mercato』が「9歳でレアルに加入したピピ(中井)は今どこにいるのか」という記事を伝えていた。

「11年前、レアル・マドリーは当時9歳のスター選手を入団させた。ピピの愛称で呼ばれる中井卓大は、こうしてメレンゲクラブ史上最年少の日本人選手となった。その彼はどうなったのか?」として、久保建英とともに天才少年として期待されてきた彼の現在地を伝えている。

その中井は『Relevo』のインタビューで、こんな話をしていた。

「 レアルとの契約はまだ残っていますし、レアルに戻って試合に出場して、できればトップチームでデビューするのが一番いいですね。世界最高のクラブですから。いつかそうなる日が来るかもしれないので、取り組みを続けるつもりです。

(そのレアルで活躍するイングランド代表MFジュード・ベリンガムについては)

あれはフランスで行われたU-15の大会でした。彼はイングランド代表、僕は日本代表で同じように背番号8のユニフォームでプレーしていました。

彼のコントロールやパスはエレガントで、それが大きな違いを生んでいました。覚えているのは、試合後に彼がInstagramに書き込みをしてくれて、しばらくチャットをしたことです。僕は英語をあまりできませんでしたが、彼とコミュニケーションを取りました。

彼が偉大な選手になることはすでに明らかでしたね。彼がレアルでやっていることはクレイジーですよ」

レアルでベリンガムとの再会を果たすことはできるだろうか。

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また、彼は「中井と呼ばれたい。ピピは小さな子の名前ですし、サッカー選手としては中井のほうが響きがいいです」とも話していたそう。

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