ドイツ1部のシュトゥットガルトは6日、UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第4節でイタリアのアタランタと対戦。
20歳の日本人DFチェイス・アンリがスタメンとしてピッチに立った。
今季CLでここまでの全3試合に出場していたチェイスだが、スタメンは初めて。21歳のフランス人DFアントニー・ルオーとセンターバックコンビを組んで奮闘した。
試合はスコアレスで折り返したが、後半開始早々の51分、シュトゥットガルトは一瞬の隙を突かれてアデモラ・ルックマンに先制点を許す。
得点は右サイドから鋭いクロスをDFとGKの間に入れられ、ファーサイドから走り込んだルックマンが合わせた形。チェイス・アンリがケアすべきスペースだっただけに悔いが残る失点だった。
ただ、ルックマンは昨季のヨーロッパリーグ、レヴァークーゼンを相手に決勝史上初のハットトリックを達成して優勝に大きく貢献した27歳。
今季も公式戦13試合で8ゴールと絶好調なだけに、相手が上だったかもしれない。
チェイス・アンリは41分にイエローカードを受けていたこともあってか、80分に交代。試合は終了間際にニコロー・ザニオーロの追加点で突き放したアタランタが2-0の勝利を飾っている。
この結果、シュトゥットガルトは1勝1分2敗で26位に後退。2勝2分のアタランタは9位に浮上している。