日本人選手もプレーするオーストリア。
そうしたなか、オーストリア1部のブラウ=ヴァイス・リンツは、所属選手であるスイス人DFシルヴァン・ヴァルナーが引退を決断したと発表した。
2002年生まれの彼は、U-21スイス代表経験もある有望株だったが、信仰を理由にサッカー選手をやめることにしたという。
「まず、責任者の方々、スタッフ、そしてチーム全員に感謝することが大切なことです。また、これまでスポーツ面で支えてくれたすべての人に心から感謝したいです。
私は敬虔なキリスト教徒であり、聖書を読んでいます。自分の人生は自分で決めます。それから、まだ教会員ではありません。
私はイエス・キリストに従いたいですし、聖書の安息日は私にとって大切なものになりました。それはプロとしての私にとって、今後は土曜日にサッカーで生計を立てたくないということを意味します。これはこの数日で得た個人的な信念です」
『Blick』によれば、彼はセブンスデー・アドベンチスト教会の信者だそう。安息日とされる土曜は仕事が禁止となるため、プロ選手としてプレーすることはできないとか。
同紙によれば、ヴァルナーの引退決断はまったくの予想外だったとのこと。