Jリーグ同様、最終盤を迎えているJFL。週末には第28節が各地で開催された。
2位の高知ユナイテッドSCは、ホームでソニー仙台FCと対戦。35分にカウンターから山田晋平に先制点を許したものの、82分、左からのクロスを吉田知樹が鮮やかなボレーで流し込み同点。試合はそのまま1-1で終わった。
3位のレイラック滋賀FCは後半に森本ヒマンのゴールで追いついたものの、FCマルヤス岡崎を相手に無念の引き分け。4位のヴィアティン三重も終了間際に決まった山内寛史の追撃弾もむなしく、ラインメール青森にホームで1-2と敗れた。
首位を走る栃木シティFCはアウェイでブリオベッカ浦安と対戦し、スコアレスドロー。今節での優勝こそ逃したが勝点1を上積みしている。
この結果、残り2節で2位高知と3位滋賀および4位三重との勝点差は8ポイントとなり、高知の2位以上が確定。来季のJリーグ参入は栃木と高知の2チームに絞られることになった。
28節終了時点でのホームゲーム平均観客数は、栃木が1,993人、高知が2,272人。栃木はJリーグ参入要件の「平均2,000人」にわずかに満たないが、今季ホーム最終戦となる次戦、11月17日(日)のアトレチコ鈴鹿戦は優勝をかけた一戦。よほどのことがない限り達成は問題ないと思われる。
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2位の高知は同じく17日にFCマルヤス岡崎とアウェイで対戦。J3最下位のいわてグルージャ盛岡と入れ替わりでJリーグへ自動昇格(参入)できる、JFL優勝に向けて意地を見せられるか注目だ(2位はJ3の19位との入れ替え戦)。