今年7月に浦和レッズからニュージーランドのオークランドFCに移籍した元日本代表DF酒井宏樹。
新設クラブであるオークランドの初代キャプテンに指名された34歳のベテランは、新天地で存在感を放っている。
オークランドはオーストラリアのAリーグに越境参戦しており、酒井はここまでリーグ戦3試合にフル出場。チームも開幕から無傷の3連勝と好調だ。
『NZ Herald』は、「スーパーサカイ」という表現でその貢献度を称賛している。
「日本のベテランである酒井は、(実績的に)オークランド加入時には何も証明すべきものはなかったが、1年目のルーキーとしての態度で臨んだ。
この34歳は最初にやってきたビザ選手であり、そのプロ意識でピッチ内外での基準を築いた。その時はほとんどが若手だったグループにとって理想的な模範になってくれた。
そのおかげで新加入のオーストラリアやニュージーランドの注目選手たちがトレーニングを開始した時点で、すでに文化が確立していた」
酒井の移籍が決まったのは7月だったが、Aリーグの開幕は10月中旬。
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圧倒的な実績を持ちながらも助っ人として真っ先に加入した酒井は、新設クラブのなかでプロとしての基準を打ち立ていたとか。初代キャプテンの指名されたのも当然のことだったようだ。