アジア最終予選のインドネシア戦を15日に控える日本代表。
今回は、エースのFW上田綺世(フェイエノールト)がケガでメンバーから外れ、セルティックのレジェンドであるFW古橋亨梧がおよそ1年ぶりに招集された。
そんな古橋の復帰を喜んでいるのが、先月のシリーズに28歳にして初招集されたFW大橋祐紀(ブラックバーン)だ。
二人は中央大学の先輩・後輩の関係。1996年世代の大橋は、1994年世代の古橋の2年後輩となる。
大橋は12日の練習後、「今回同じ大学を卒業した古橋亨梧選手とともに選出されましたが、偉大な先輩ですし一緒にプレーできるのはすごく嬉しいです」と喜んだ。
古橋は1年生の頃からエース級の活躍をしたが、大橋は当初はMFで目立たない存在だった。
しかし3年生のときに4年生のFWが負傷。そこでFWとして起用されると得点を量産し、大学サッカー界を代表するストライカーへと変貌を遂げた。
中央大の手塚聡監督は「4年間で最も成長を遂げたのが大橋」と評している。
プロでも結果を残し、海外移籍と日本代表入りも掴み取ったが、偉大な先輩への想いは今も変わらない。
「自分は後輩なので、古橋選手のプレーをいろいろみて、吸収できるものはしていきたいと思います」と話していた。
古橋亨梧が止まらない!中央大学サッカー部出身の「最強ベストイレブン」はこれだ
先月は代表デビューとならなかった大橋だが、インドネシア、中国との2連戦で初出場することはできるだろうか。