サッカー指導者の内野智章氏が自身のYouTubeで、20歳のFW福田師王(ボルシアMG)への期待を語った。

現在J3・奈良クラブのテクニカルダイレクターとユース監督を兼任している内野氏。

2006年から昨年まで興国高校サッカー部の監督を務め、現日本代表FW古橋亨梧(セルティック)らを指導。同校をサッカー界の強豪校へと押し上げた。

動画は、元日本代表MF鈴木啓太と行ったスペシャル対談の2本目。

内野氏は『成長を見越して日本代表に呼びたい選手』とのお題で、「衝撃やった。久々に見たな、こんなFW」として福田の名前を挙げた。

「海外のFWって体の無理が利くというか、例えば後ろにジャンプをしながらジャンプヘッドをしても『そこにヘディング決められるんや』みたいなのあるじゃないですか。それを久々に日本人で見たなと」

「例えばハーフウェーくらいからでもパンってシュートを打って決めちゃうんですよ。常にゴールも見てる。両足と頭でも。『そこからでも決められるんや』っていうのをいま言った3つ(両足と頭)で取れる」

「身体能力もあるし、スピードも5秒台というほど速くはないけどやっぱり速い。体も強い。無理が利くし技術もある」

内野氏の福田に対する称賛は、プレーだけにとどまらない。

興国高校は福田の母校である神村学園と仲が良かったらしく、内野氏は福田と接する機会もあったという。

「古橋とはまたタイプは違うんですけど性格がむちゃくちゃいいんですよ。チームメイトがなんていうかはわからないですけど(笑)。彼とは普通に挨拶以上のコミュニケーションがあるくらい人間的にも魅力的」

高校卒業後Jリーグを介さずにボルシアと契約を結んだ福田は、U-19、セカンドチームを経て現在はトップチームに合流している。

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トップチームではまだなかなか出番を与えられない状況だが、内野氏は早い段階での日本代表入りを希望した。

「経験もそうですし『フル代表ってこういうプレッシャーを背負ってやるんや』とかを早いタイミングで知ってほしい」

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