日本代表は、19日に敵地で行われた中国とのW杯アジア最終予選第6節に3-1で勝利した。
小川航基は2ゴールを叩き出して、勝利に大きく貢献している。上田綺世が負傷で不在となるなか、代役として起用された小川は結果を出した。
『FIFA』もこう伝えている。
「小川は日本代表の答えなのか。小川は日本代表での9試合で9ゴールを決めている。2023年になるまで日本の2部リーグに4シーズン在籍した27歳の選手としては快挙である。
それはまた日本が長年抱えてきた問題を解決できる可能性を示唆するものでもある。大迫勇也や岡崎慎司のような得点力のある選手をW杯に送り出してきたにもかかわらず、日本人ストライカーはW杯で複数得点を記録したことがない。
堂安律、久保建英、南野拓実、三笘薫、中村敬斗らを擁するサムライブルーは、ほぼ常にチャンスを生み出す。小川は2026年に日本を牽引する男になるだろうか」
小川は2022年にJ2の横浜FCでシーズン26ゴールを叩き出して、J1昇格に貢献。その後、2023年夏にオランダのNECへと移籍した。
また、『ESPN』では、「小川は空中戦の強さから巨人のように見えるが、186cmながら決して動きの鈍いタイプではない。小川は、サムライブルーの1トップとして、正当な代役になり得ることを示すために、これ以上のことはできなかっただろう(素晴らしい活躍を見せた)」と伝えていた。