シェフィールド・ユナイテッドFCのリアン・ブリュースターが、17歳の従兄弟が他界した約1時間後に得点を決めた。12日、イギリス『デイリー・ミラー』などが伝えた。
今季はチャンピオンシップで戦うシェフィールドは、12日にミルウォールと対戦し、1-0で白星を飾り、同リーグ首位につけている。
この試合で前半42分に決勝点を奪ったブリュースターは、得点後に右手の人差し指を天に向けて他界したケイレン・デニスに追悼の意を表明した。
「このゴールを従弟に捧げたい。彼はきょうの試合前に亡くなったので、これは彼と家族のためのゴールだ」
「家族にとっては非常に厳しい時期だが、私はきょう彼のためにプレーした。そして彼のためにゴールを決められてとてもうれしい」
デニスが同日に行われたウォルサムストウFCU-23の試合中に亡くなったと知ったブリュースター。この日の得点は訃報を知ったわずか1時間後のもので、ブリュースターにとっては2022年10月以来となるリーグ戦でのゴールだった。
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なお、デニスは試合中に受けたタックルの後に倒れ、意識を失ったとされているが、詳しい死因は明らかになっていないようだ。