浦和レッズは19日、大分トリニータへ育成型期限付き移籍しているDF藤原優大が、2025シーズンも同クラブへ育成型期限付き移籍をすることが決まったと発表した。

藤原は2002年6月29日生まれの22歳。青森県出身で中学から6年間を青森山田で過ごし、2021年に鳴り物入りで浦和レッズへ加入。しかしJリーグ屈指のビッグクラブの選手層は厚く、1年目の夏から1年半、SC相模原へ育成型期限付き移籍した。

迎えた3年目、今度は青森山田高校時代の恩師・黒田剛監督の就任に伴い、FC町田ゼルビアへ育成型期限付き移籍。さらに4年目の今季は大分トリニータへ育成型期限付き移籍で出されており、来季復帰するのか注目されていた。

今季の大分ではJ2で24試合に出場していた藤原のコメントは以下の通り。

浦和レッズ公式

「浦和レッズに関わる全てのみなさま、お久しぶりです。プロ5年目を迎える来シーズンも大分トリニータでプレーすることが決まりました。こんなに長い間、期限付き移籍をしているにも関わらず、まだ自分に期待していただいていることに感謝して頑張ります。ただ浦和レッズに帰る。それが1番の目標に変わりはありませんが、来シーズンでプロ5年目。まず1年間、満足できる内容と結果で終えられるように自分自身と闘ってきます。応援よろしくお願いします」

大分トリニータ公式

「大分トリニータに関わる全ての皆様、来シーズンも共に闘うことが決まりました。今シーズン、なにひとつチームに貢献できなかった自分を必要としてくれたのが嬉しかったことと、ホームのあの数のサポーターが作る雰囲気が好きだから、これがぼくのこのチームに残った理由です。全ての試合に出て、自分の価値を高められるように頑張ります。それがきっとチームのためになると信じて1年間過ごしたいと思います。宜しくお願いします」

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片野坂知宏監督との契約を更新した大分。藤原の期限付き移籍期間は、2025年2月1日から2026年1月31日までとなっている。

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