柏レイソルは26日、日本代表GK小島亨介がアルビレックス新潟から完全移籍で加入することが決定したと発表した。

小島は1997年1月30日生まれの27歳。名古屋グランパスのアカデミーで育ち、早稲田大学を経て、2019年に大分トリニータでプロ入り。東京五輪世代の守護神としても期待を集めていた。

翌2020年にアルビレックス新潟へ移籍すると、1年目から22試合に出場。2022シーズンには新たに就任した松橋力蔵監督のもと、リーグ戦全試合にフル出場し6年ぶりのJ1復帰に大きく貢献した。

J1でも守護神を務め、2023年10月には日本代表へ追加招集。以前参加した2019年のコパ・アメリカやEAFF E-1選手権同様、出場はなかったものの森保一監督の高い評価をうかがわせている。

以下は今季J1で16位のアルビレックス新潟から17位の柏レイソルへの移籍を決断した小島のコメント。

柏レイソル公式

「このたび、アルビレックス新潟から移籍してきました、小島亨介です。これまで積み重ねてきたことを最大限に発揮し、新たな環境でより成長し続けられるよう努力します。皆様の前でプレーすることを楽しみにしています。柏レイソルに関わるすべての皆様、これからよろしくお願いいたします」

アルビレックス新潟公式

「アルビレックス新潟に関わるすべての皆様。2024シーズンも大きなご声援や後押しをいただき、ありがとうございました。

このたび、柏レイソルに移籍し新たな環境での挑戦を決断しました。怪我やリハビリでの離脱もありながら、Jリーグデビュー・J2優勝・J1の舞台と、さまざまな経験をさせていただき、私にとってこの5年間の日々は忘れることのできない大切な時間となり、支えてくださったトレーナーやスタッフの方々、サポーターの皆様に心から感謝しています。

街を歩けばこの地に根付くサッカー文化や新潟の方々の温かい人柄に触れ、頑張る原動力になっていました。

新潟からは離れますが、これからも一人のサッカー選手として周りの人に良い影響を与えられるよう努力し続けます。5年間、ありがとうございました」

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なお、柏レイソルは過去に浦和レッズや徳島ヴォルティスを率いたリカルド・ロドリゲス監督が来季から就任することが決まっている。

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