かつてベルギー代表として活躍したラジャ・ナインゴラン。
36歳になった彼は、22日にベルギー2部のロケレン・テムセと契約したばかりだったが、『HLN』によれば、警察当局に逮捕されたという。
当局は国際麻薬密売の捜査を行っており、ナインゴランはマネーロンダリングに関与した疑いがあるが、本人はそれを否認している。
『Sporza』などによれば、ナインゴランは一晩拘留されたものの、条件付きで保釈されたという。彼の弁護士はこう述べている。
「麻薬とは関係ない。捜査の対象は薬物だが、問われているのは金額だ。
彼は気前がいいから、人々を金銭的に支援した。その人たちが日の目を見るべきでないことをしたかどうかが調べられている。
金額は明かさないが、彼がサッカー選手として稼いだ額からすれば、雀の涙だ。ラジャは自由の身であり、帰宅する。
(保釈条件は?)典型的な行政上の条件だ。特別なことは何もない。サッカーをすることは間違いなく許可されている。
ロケレン・テムセのファンはぐっすり眠れるだろう。今週末、彼はそこにいることができる」
麻薬密売には関与しておらず、金を渡しただけと主張しているようだ。また、今週末からプレーに復帰できるとも明言していた。
インドネシアにもルーツを持つナインゴランは”ニンジャ”との異名を持ち、飲酒や喫煙などプロフェッショナルらしからぬ行いで物議を醸してきた人物。2018年W杯前にはベルギー代表から実質的に追放されている。