日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは、6日に行われたスペイン1部リーグ第15節アラベス戦に0-1で敗れた。
久保は先発から78分プレーし、ソシエダはボール保持率62%を記録するも得点を奪えず。
『Mundo Deportivo』は、「攻撃でのプレーよりも両腕を上げて不満を訴えるほうが多かった。後半に一度いいカットインがあった以外は何も提供できず。守備の戻りはよかった」とこの日の久保のパフォーマンスを評価していた。
ソシエダは昨シーズン11位に終わったが、今シーズンも15試合で勝点16の12位に留まっている。
『Marca』によれば、久保は現状についてこう語っていたという。
「前半は何が起きたのか分からない。リズムとアイデアが欠けており、すべてが足りない。
相手は気迫を見せていたし、僕らもやろうとはしたけど、彼らのほうがチャンスがあった。
後半はよくなったけれど、前半は相手のほうがはるかによかった。
自分ももっともっとうまくプレーできる。今後の試合では、チームも自分も頭を上げて、サポーターの前で勝点3をとれるかどうかを見ていく。
これが自分たちの現実。15試合で勝点16。何か大きなものを争っていた最近のシーズンとは違う」
近年のソシエダは、UEFAコンペティションにも出場してきたが、そういう状況にはないと感じているようだ。同紙は「久保は自分の不調も認めていた」と伝えている。
ソシエダはあと2試合で今年の戦いを終える。
筆者:井上大輔(編集部)
