『Tehran Times』は、「イラン代表監督を務めているカルロス・ケイロス氏は、連盟に辞表を提出した」と報じた。
現在ワールドカップ予選のグループAで首位に立っており、FIFAランキングでもアジアで最も高い順位を保っているイラン代表。
ところが、今回チームを率いているカルロス・ケイロス監督が辞任の意向を明らかにし、連盟にそれを伝えたとのことだ。
その原因は、イラン国内リーグの名門クラブ、ペルセポリスとの対立であるという。
イラン代表は先日UAEのドバイでトレーニングキャンプを行っていたものの、ペルセポリスの監督を務めているブランコ・イヴァンコヴィッチ氏は「選手を休ませて欲しい」と主張した。
それを受けてカルロス・ケイロス監督はペルセポリス所属の7名をチームから追放し、そのために予定されていたモロッコとの親善試合は中止になっている。
なお、ケイロス監督はこれまでもイランサッカー連盟との対立で辞任を発表したことが何度もあり、そのたびに説得されて戻っている。