『Daily Mail』は26日、「マンチェスター・シティは、中国で新しいリアリティ番組の制作を行っている」と報じた。
2015年に13%の株式を中国メディアキャピタルに売却したマンチェスター・シティ。さらに、かつて所属していた元中国代表DFソン・チーハイ(現在は実業家)との関係も深い。
そして、今回シティは中国で『Soccer Mania』というリアリティTVショー(あいのり!やテラスハウスのような種の番組)を撮影することになるとのこと。
4月に放送されるこの番組は、中国のアマチュア選手を集めて才能を発掘しようというもので、シティからはコーチと練習のメソッドが提供されているようだ。
現在中国全土から出演者の候補が集められており、今後2ヶ月間に渡って各地で撮影が行われるという。
この種の選手オーディション番組はこれまでにも幾つかあり、2010年にはインテルが関与した『Football's Next Star』が制作された。
これはNHKでも放映され(邦題:サッカーボーイズ「明日のスター選手は僕だ!」)、大きな話題になった。
なお、この番組でインテル入団を勝ち取ったベン・グリーンホールは現在英5部のメイドストーン・ユナイテッドに所属している。
最も成功を収めている選手は2位となったコナー・スミスで、現在は2部のプリマス・アーガイルの中心選手だ。
また、2014年にはチェルシーが同じく中国でこのような番組を制作したと伝えられており、サッカー文化の拡大に貢献しているようだ。