今季からFC東京のユニフォームを着てプレーすることになった俊足FW永井謙佑。
実力派が揃うチームにおいて早くも存在感を見せており、ここまでJ1の2試合で先発出場を飾っている。
そんな永井はこれまで左ウイングで起用されており、4日に行われた大宮アルディージャ戦にも同ポジションでプレー。キックオフから間もない時間に、自慢の快速でスタジアムを沸かせた。
12分、ボールを拾った太田宏介がカウンターを狙うべく、大久保嘉人にロングパス。これが通り大久保がタメを作ると、左サイドのスペースにパスを送り、ここに永井が走り込んだ。
ボールをもらう前こそ浅い位置にいた永井だが、ボールを大きく持ち出すと一気にトップスピードへ!対峙していたDF菊地光将をあっと言う間に置き去りにし、ペナルティエリア内へと進入した。
結局エリア内でややスピードを落とした永井に対して菊地がカバーに入り、これはゴールキックに。得点には繋がらなかったものの、「これぞ永井」といった感じの爆発的なスピードであった。
連勝スタートのFC東京は現在2位。今週末、アウェイでガンバ大阪と対戦する。