4月26日、AFP通信はズルテ=ワレヘムに所属しているベルギーU-21代表MFトルガン・アザールにインタビューを行った。
トルガン・アザールは、今や世界最高クラスのスターとなったエデン・アザールの実弟にあたることで知られている選手。昨年夏に兄とともにチェルシーに移籍し、その後ベルギーのズルテ=ワレヘムへと貸し出された。
レギュラーとして活躍を見せたトルガンは、「国内で最も期待される若手」との評価も受け、チームをレギュラーシーズン2位に押し上げることに成功。29日にはプレーオフ首位を賭けたスタンダール・リエージュとの大事な一戦を迎える。
AFP通信
トルガン・アザール
「僕はスタミナを持っているのに対して、エデンはより爆発力があるね。ただ、兄はスペシャルな選手だから。彼の周りでは非常に早く物事が動いていった。しかし、僕は自分のペースで歩みを進めていかなきゃ。
僕がベルギーに来た時、皆大抵『エデンの弟だ』って言っていたんだ。でも、その声がだんだん少なくなってきた。僕が何者なのかを知り、ファンが価値を認めてくれた。それはとても有難いことだね。
いつかは、ともにチェルシーやベルギー代表のユニホームを着たい。ただ、それはすぐに起こることじゃないだろうね。来季貸し出される先だってまだ分からない状態だし、チェルシーにいられるかどうかだって、クラブ次第だから」