12月30日、『Tehran Times』は「イラン代表チームでアシスタントコーチを務めていたアリ・カリミ氏は、アジアカップ2015直前に職を離れた」と報じた。

昨年夏に現役を退き、その後9月にイラン代表チームのアシスタントコーチに就任することが発表されたアリ・カリミ氏。かつてバイエルン・ミュンヘンでもプレーしたレジェンドのスタッフ入りということで、次代にもつながる人事だと期待されていた。

しかしアリ・カリミ氏はイラン代表チームがオーストラリアへと飛ぶ直前に辞任を発表し、自身のSNSに「もし仕えられないならば、裏切らないために辞めるべきだ」とだけ書きスタッフから離脱したとのことだ。

イランサッカー連盟のアリ・カファシャン会長は、アリ・カリミの辞任は何も本人から説明がなかったとして批判し、カルロス・ケイロス監督も怒っていると話した。

アリ・カファシャン イランサッカー連盟会長

「カリミはその理由を一切説明することなくトレーニングを離れた。彼が職を離れた理由は私は知らない。ケイロス監督はこの状況にとても怒っているが、チームはオーストラリアに飛んだ」

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名