14日、アメリカ・ボルチモアで2016年度アメリカ・メジャーリーグサッカーのスーパードラフトが行われた。

大学サッカーが盛んなアメリカでは新人選手がドラフト会議で各チームに分配されることで知られる。

今回のドラフトではJFAアカデミー福島の卒業生である遠藤翼(メリーランド大学)が有力な候補としてあげられており、日本でも話題になっていた。

そしてスタートしたドラフトはシカゴ・ファイアー(×2)、フィラデルフィア・ユニオン(×3)、レアル・ソルトレイク、オーランド・シティ、サンノゼ・アースクエイクスと指名してゆき、迎えた1巡目9位の指名権を持つトロントFCが遠藤翼をセレクトした。

トロントFCはカナダからアメリカに越境で参加しているクラブとして知られ、昨季はイースタン・カンファレンスで6位となり、プレーオフに進出している。

チームのエースはイタリア代表FWのセバスティアン・ジョヴィンコが務めており、欧州でもプレーしたジョジー・アルティドールも所属している。

12歳にJFAアカデミー福島に加入した遠藤翼は、2010年に米国でのキャンプを経験。東北関東大震災でアカデミーが移転を余儀なくされた後、2012年にJリーグではなくアメリカのメリーランド大学への留学を選択した。

当初は言葉も喋れなかったと本人は明かしているものの、一年次から20試合に出場するなど早い成長を見せ、二年次からはレギュラーに定着。4年間で12ゴール16アシストを記録し、カテゴリでもっとも注目すべきミッドフィルダーの一人として話題を集めていた。