2007年以来となる南米制覇を目指したボカ・ジュニオルスは、コパ・リベルタドーレス準決勝でエクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェと対戦。
だが、2戦合計3-5で敗れ、その夢は潰えてしまった。
1stレグを1-2で落としていたボカは、ラ・ボンボネーラでの2ndレグに全てを賭けていた。
開始4分に幸先よく先制するもその後まさかの3失点…。痛恨のPK失敗もあり、ようやく1点を返せたのは後半アディショナルタイムで、あまりにも遅すぎた。
ホームでも2-3で敗れ連敗で大会を去ることになったボカ。彼らがリベルタの決勝トーナメントで2試合とも負けるのは、実に1963年以来の出来事。まさに衝撃的な結果となってしまった。
指揮官のギジェルモ・バロス・スケロットは「監督としてのキャリアで最悪の敗戦かって?ボンボネーラでは初めて(の敗戦?)、そうだね、かなり辛い。それは間違いない」とうなだれていたという。
一方、インデペンディエンテ・デル・バジェはエクアドル勢として史上3度目となる決勝進出(優勝したのはLDUキトの1度だけ)。2ndレグで貴重な3点目を決めたMFフリオ・アングロは「僕らは歴史を作っている」とその喜びを語っていた。
なお、決勝はインデペンディエンテ・デル・バジェ対アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)。南米の大国アルゼンチンとブラジルのチームがいない決勝戦は実に25年ぶりのことだそう。