『AAP』は「オーストラリア代表FWティム・ケイヒルは、メルボルン・シティに加入することに原則的に合意した」と報じた。

今季上海申花を離れ、杭州緑城に移籍していたティム・ケイヒル。2018年までの契約延長というオファーを受けていたものの、それを断って退団を決意したという。

そして今回メルボルン・シティの加入要請に応え、自身初のAリーグでのプレーに臨むことを決断したようだ。

記事によれば昨日オーストラリアサッカー連盟のCEOであるディヴィッド・ギャロップがケイヒルの代理人と会談を行っており、その中で前向きな協議が進められたようだ。

メルボルン・シティでの契約は、今季から導入される「フルシーズン・ゲストプレイヤー」となる見込みで、ケイヒルはサラリーキャップ制には該当しない選手となる。

「フルシーズン・ゲストプレイヤー」は、リーグによる厳しい審査を通らなければならないものの、総年俸制限には該当せず、リーグからの金融支援も受けられるという新しい制度だ。

年俸はなんと400万オーストラリアドル(およそ3.1億円)になるとのことで、リーグでもトップクラスの高給取りになる見込みだ。

現在36歳になるティム・ケイヒル。いつかJリーグでプレーして欲しい選手の一人でもあるが、オーストラリアでキャリアを終えることを選択したのかもしれない。

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