近年テレビゲームの世界は急速に進歩している。中でも次の時代に主流になると言われているのが「VR」だ。

以前からヘッドマウントディスプレイ(HMD)は市場に現れては消え、現れては消えといった形を繰り返してきた。

昔から存在しながらどうも主流になりきれないところがあったそのガジェットに、さらに周囲360度の空間という概念を取り入れたのが「VR」である。

来週には日本でも『PlayStation VR』が発売されることになっており、ますます注目を集めそうである。

そんな折、もちろんサッカー界もその流れに乗り遅れる訳にはいかないということで、各方面から様々なものが発表されている。

積極的に動きを見せているクラブの一つが、マンチェスター・シティだ。

彼らが展開しているのが『CITY360』という企画だ。Android向け、そしてiOS向けにアプリが展開されており、スマートフォンを装着するタイプのガジェットで利用が可能となる。

さらにSamsunが展開している『Gear VR』のシリーズでは、『CityVR』という専用のアプリケーションがリリースされている。

9月末に配信されたこのアプリはエティハド・スタジアムで行われた2015-16シーズンの数試合をVR視聴できる他、様々なデータにもアクセスできるとのことだ。

ちなみにマンチェスター・シティの選手たちは練習場で3G回線すらも遮断されるという。

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