11日、レアル・マドリーは「マドリード市議会との交渉において、サンティアゴ・ベルナベウの改築プロジェクトが合意に達した」と発表した。

パラシオ・デ・シベレスで行われた記者会見にはフロレンティーノ・ペレス会長、マヌエラ・カルメナ市長ら、両者の重役たちが揃って出席した。

昨年3月には裁判所からスタジアム改築計画の中で行われた土地の取引契約が無効と判定された。

そのためにスタジアムの横方向に関する改築はオミットされており、底面積を広げないような形にプランが変更されている。

客席の数についてはそれほど大きく変わらないものの、VIPエリアが強化される他、開閉式の屋根が設置されることでホスピタリティが向上する。

発表されている想像図はこちらから見ることが出来る。その外見はなんともメタリックで近代的。荒天時にはこの屋根は全て閉じることが可能だ。

なおこれにかかるとされる3億5000万~4億ユーロ(およそ393.4~449.6億円)の資金調達については、IPIC(国際石油投資会社)ファンドの支援が行われる予定で、Cespa(スペイン石油会社)がネーミングライツ契約を結ぶ可能性が高いとのこと。

建設については来年の夏には再開発を開始することを予定しており、2年半以内に全ての計画を完了させたいとのことだ。

【厳選Qoly】日本代表、北朝鮮との3月シリーズで「株を上げた」3名の選手

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら