『New Straits Times』は、「マラッカ・ユナイテッドに加入したMFタム・シイアンツンは、メンバーに残ることを目標にしている」と報じた。

タム・シイアンツンは1995年生まれの21歳。都内でマレーシア料理点を営んでいた両親の下で生まれ、横浜FCやサガン鳥栖などの下部組織で育成された。カーディフ・シティへの留学も経験している。

その後は上海申花(中国)の練習生としてリザーブでプレーした他、アビスパ福岡、カターレ富山、ガイナーレ鳥取に所属。ただ、Jリーグでの出場機会は一度も与えられなかった。


現在はマレーシアプレミアリーグの昨季王者でもあるマラッカ・ユナイテッドに加入しており、12月4日に予定されているメンバー確定の日まで気の抜けない戦いが続いている。

日本語、そして少しの英語と中国語を話すというタムは、インタビューに対して以下のように語ったという。

タム・シイアンツン

「僕はまだこの環境には慣れようとしている途中だね。まだここに来てから2日しか経っていない。

家では、父に中国語で話しかけたら、彼が日本語で返してくるような環境だね。

我々は多くのエージェントから問い合わせのメールやメッセージをもらった。そこには日本のクラブもいくつかあった。

しかし、マラッカ・ユナイテッドは最も誠実であるように見えたし、我々は直ちにそれに対処することができたんだ。

それに加えて、我々はマレーシア人だ。そして、戻ってきてマレーシアのサッカーのために何かをしたい。

まず言語は学ばなければならないね。そのためのレッスンを探しているところだ」

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