外国人枠の削減が決定した中国1部超級リーグ。

その一方で、同じくAFCに所属するオーストラリアリーグ(Aリーグ)は選手登録に関して新たなルールを採用することになりそうだ。

オーストラリア『SBS』によれば、2018-19シーズンから外国人枠を「4+1」に増設するという。

現在同リーグでは、1チームにおける外国籍選手の登録を最大5人としている。しかし、オーストラリアサッカー連盟は16日、Aリーグにおける新たな外国人枠の導入について言及。それによれば、そのうち1人がアジア人選手(AFC圏内の選手)でなければならなくなるという。

オーストラリアサッカー連盟のチーフエグゼクティブ、デイヴィッド・ギャロップ氏は新ルールの目的について「オーストラリアサッカーをアジアのコミュニティに統合させ、才能あるオーストラリア人選手の成長を確約することでAリーグを強化したい」と話している。

現在AリーグにはAFC圏内の選手が2人しかおらず、そのうち一人はウェスタンシドニー・ワンダラーズの楠神順平である(もう一人はニューカッスル・ジェッツの中国人MFマ・レイレイ)。

オーストラリアではかつて三浦知良や小野伸二もプレーしている。アジア人枠が1つ設けられたことで、オーストラリアでプレーする日本人選手が増えることになるかもしれない。

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