日本代表経験がありながらも、ここ数年はJ1の舞台でなかなか活躍できていないMF扇原貴宏。

昨年はユース時代を過ごしたセレッソ大阪を退団しながらも、移籍先の名古屋グランパスでまさかのJ2降格を味わった。

負傷から回復した扇原はこの冬、心機一転横浜・マリノスに移籍。

「2017 Jリーグ アジアチャレンジinタイ インターリーグカップ」のバンコク・ユナイテッド戦で実戦デビューを飾ったのだが、いきなりアシストを記録した。

後半スタートからピッチに登場した扇原は喜田拓也とのダブルボランチとしてプレー。

すると1-2とリードして迎えた83分、ピッチ中央から前線へ絶妙なスルーパスを送り、ここに走り込んだ仲川輝人が相手GKの頭上を越すループシュートでゴールを割った。

2013シーズン、得意のロングキックで柿谷曜一朗に多くのアシストを供給し、C大阪の躍進に貢献した扇原。その精度はJリーグでも屈指のレベルにあり、一瞬の隙を突くスルーパスは最大の武器だ。中村俊輔という絶対的パサーの抜けた横浜FMにおいて、扇原の覚醒に期待する声は大きいだろう。

横浜FMは26日(木)、スパンブリーと対戦する。

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