キ・ソンヨン、セルティック残留かロシア移籍か
6月19日、スコティッシュ・サン紙は、セルティックに所属している韓国代表MFキ・ソンヨンの去就についての記事を掲載した。
キ・ソンヨンは先日ロシアリーグのルビン・カザンから600万ポンド(およそ7億5000万円)での獲得オファーがあったと報じられたが、セルティック側は断ったとのことである。
記事は「もしセルティックに残るならば、ヨーロッパレベルで戦える力を証明するだろう。しかし移籍するのであれば、ニール・レノン監督はチームを強くするための補強が行えるだけの現金を手にするだろう」とまとめている。
また、かつてセルティックでプレーしたオランダ人FWボビー・ペッタ氏のインタビューも掲載した。彼も同じくキ・ソンヨンの能力は認めつつも、オファーの金額によっては手放す必要があると話している。
「お金が多くのことを動かしているのは確かだ。たくさんのクラブがそれに左右されている。
キ・ソンヨンはとてもいい選手だ。しかし彼がどれくらいの頻度でプレーしているかを考えなければ。スコット・ブラウンのように、チームの中心人物というわけではないんだ。もしブラウンにオファーがあったとしたならば、売却することを嫌がるのは理解できる。
しかしキ・ソンヨンはお金もかからなかったし、まだ若いし、毎週末プレーできるわけでもない。彼は売ってしまうのが得策だと思う。そしてそのお金で、弱点となっているポジションを補強するべきだ。
セルティックは中盤にはいい選手がそろっている。彼らはより強力なストライカーが欲しいと話していた。そしてディフェンス陣の補強人員も欲していた。選手を適切な時期に換金することによって、痛みを感じずにそれを実現することができるのではないか」
(筆:Qoly編集部 K)