「メールですらも取材を受けたことはない」
6月27日にキッカーの記事で「五輪代表への招集を拒否する」と報じられた韓国代表FWソン・フンミン。
スポーツソウルが直接インタビューを敢行し、現在韓国に帰国している本人と接触。直接記事についての感想を聞いている。
(オリンピック招集拒否の報道があったが?)
「率直に言って、大きなため息が出た。そんな話をしたこともないのに、27日午前にインターネットで記事を見た。私の記事が出たらすぐに父と相談するのだが、荒唐無稽だと反論していた。そのままにしておいたらどんどん大きくなっていった。確認できていない内容の記事だったので戸惑っていた」
(キッカーにインタビューを受けたのか?)
「されたことはない。メールですらも取材を受けたことはない。なぜそのような報道がでたのかが分からない。韓国に戻ってきてからは、ドイツ語を使ったことすらないよ」
(韓国サッカー協会はハンブルガーSVに招集要請文書を送っていないと言うことだが?)
「それすら知らなかった。だから尚更悔しい」
(精神的に苦労しているようだが?)
「私は言ったこともない話だから、大丈夫だ。太極旗を付けてプレーできるというのは、いつでも光栄なことだ。フル代表であれ、五輪代表であれ、国を代表できることは幸せだ。無条件で応じるべき事だ」
(ロンドン五輪には出場したい?)
「もちろんだ。オリンピックには年齢制限があるから、一生に一度あるかないかの機会だ。良い経験にもなる。ホン・ミョンボ監督の構想には入っていないようだが、率直に言えば出場したい」
(ホン・ミョンボ監督や同僚からの連絡はあった?)
「ホン・ミョンボ監督とはまだ一度も会ったことがないんだ。先輩方は忙しい方ばかりだから特別連絡はなかったが、キム・ボギョン先輩とは電話をしたよ。『おまえ大丈夫か』と心配してくれていた。有り難かった。
この場を借りて、重ねて私がそんなことを言ったことはないと申し上げたい。誤解があったようだが、今回のことは全て忘れて、いつものように忠実にプレーに集中し、良い姿をお見せしたいと思う」
(筆:Qoly編集部)