6月14日、フランス・リーグアンのリヨンは「クロアチア代表DFデヤン・ロヴレンは、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンへ移籍した」と発表した。移籍金は1000万ユーロ、最大200万ユーロのボーナスという条件。
デヤン・ロヴレンは1989年生まれの23歳。190cm近い長身でありながらも足下の技術にも優れ、スピードも備えている。無駄なファウルやポカ、キレ癖による不安定さという欠点もあるが、将来が期待されている若手DF。
ディナモ・ザグレブの下部組織出身のセンターバックで、若くして期待を集め各年代の代表チームに選抜されてきたエリート。2010年の1月にリヨンへ移籍し、2シーズン半で46試合に出場した。
リヨンは現在深刻な財政難に見舞われており、フランス代表DFアントニ・レヴェイェールとの契約延長を断念し放出。一方でアカデミーから6人の選手、ファレス・バフルリ、ナビル・フェキル、ザカリェ・ラビディ、アントニ・マルシャル、クリントン・エンジェ、ナビル・サールをプロに引き上げることを発表している。