『Inside』は「イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、レアル・マドリーに所属しているスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの獲得に向けて交渉を開始する」と報じた。
セビージャから2005年にレアル・マドリーに加入して以来最終ラインの要として活躍を続け、重要な試合ではゴールも奪ってきたセルヒオ・ラモス。
レアル・マドリーとの契約は2017年まで残っているものの、報道によれば今夏はクラブに対して昇給を求めており、カルロ・アンチェロッティ監督が解任されたことも加わってチームを離れる選択肢を考慮しているという話がある。
先日はバルセロナへの売り込みが行われたのではないかというレポートもあり、去就が注目されていた。
そして、月曜日からマンチェスター・ユナイテッドはセルヒオ・ラモスの代理人を務めるルネ・ラモスと接触を行う予定となっており、大型補強の可能性を探ることになるようだ。
『Independent』の報道では、セルヒオ・ラモスが求めている年俸は1000万ユーロ(およそ13億9000万円)であり、レアル・マドリー側がそれを支払うことを拒否しているというものだった。もちろんマンチェスター・ユナイテッドに払えない額ではなく、これはチアゴ・シウヴァなどと比べるとまだ低い額である。
もしこれが実現すれば、今夏のマーケットにおいては最も大きな動きとなるのは間違いないが、セルヒオ・ラモスがレアル・マドリーを離れることもまた考えにくいことでもある。