14日に欧州で開催されたチャリティマッチについては既にサミ・ケディラの財団レアル・マドリー対リヴァプールをお伝えしたが、もう一つ話題となったのがオールド・トラッフォードで行われた一戦。マンチェスター・ユナイテッド・レジェンズ対バイエルン・ミュンヘン・オールスターズという“ビッグマッチ”が行われ、ユナイテッドが4-2で勝利を収めた(以下は試合のハイライト)。

この試合にユナイテッド・レジェンズとして出場した選手の一人が、昨年現役を引退した元韓国代表MFのパク・チソン。2005年から7シーズン“赤い悪魔”へ在籍し、プレミアリーグを4度、2007-08シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグも制した。

今回の試合に先立ち、彼が現役時代の「最高の仲間・最強の敵」として部門別で挙げた選手たちをユナイテッドが公式サイトで紹介している。まずはチームメイトから(※下は日本語公式からの引用。選手名表記は当サイトのものに合わせている)。

■チームメイト

最速の選手:アリエン・ロッベン
最強の選手:パトリス・エヴラ
ベストパサー:ポール・スコールズ
ベストタックラー:ネマニャ・ヴィディッチ
ベストストライカー:ルート・ファン・ニステルローイ

「最速の選手」ロッベンはユナイテッドにとって対戦相手のイメージだが、パクは2002年から2004年にかけてPSVアイントホーフェンで一緒にプレー。あの驚異的なスピードをやはり頼もしく感じていたようだ。

「最強の選手」にはユナイテッドで非常に仲の良かったエヴラをチョイス。昨年7月にソウルで行われた結婚式にもエヴラは招待されている。「パサー」にスコールズ、「タックラー」にヴィディッチ、「ストライカー」にファン・ニステルローイというのも納得の人選だ。

【次ページ】「最強の敵」では一人、条件付きの選手が・・・