冬の移籍市場に向けたチェルシーの話題を、『Mirror』が伝えている。

それによれば、チェルシーはレスターFWジェイミー・ヴァーディとトッテナムMFムサ・デンベレの獲得に向けて、この1月に4000万ポンド(およそ74億円)を捻出する準備があるという。

昨季のプレミア王者チェルシーだが、よもやの絶不調によりタイトル防衛は絶望的となっており、補強の必要性も伝えられている。

ヴァーディは今季13ゴールでプレミアリーグの得点ランクトップに立つなど、いま最も旬なFW。チェルシーはFWジエゴ・コスタがいまだ本調子ではないことから、1月に彼を獲得したい意向があるという。ただ、チェルシーとしてはその活動量にはインパクトを受けているとものの、スター揃いのチームでプレーする上でのプレッシャーに対処できるかなど、その他の要素について調査しているとのこと。

デンベレについては、ジョゼ・モウリーニョ監督が絶対的に必要としているシーズン中のブーストになりえると信じており、オファーを送るべきだと考えているという。

好調トッテナムにおいて存在感を見せているデンベレの評価額は2000万ポンド(37億円)とされているが、クラブはこの夏に売却を考えていた選手でもあり、長期的な展望は不透明なままだとのこと。トッテナムは2017年6月末までとなっている彼との契約内容を更新する会談を始めたようだが、デンベレ側としては自身に興味を示しているチェルシーとストーク(への移籍の可能性)も保持しておきたがっているとされている。

チェルシーとトッテナムは今週末にホワイト・ハート・レーンで対決するため、モウリーニョは直に彼のプレーをチェックすることになるだろう。

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