セレッソMF山口蛍のハノーファー決定に、ケルンMF長澤和輝のジェフ千葉移籍(浦和からの期限付き)と、行くものがあれば帰るものもあり、1月の移籍マーケット解禁が近付くにつれ、動きが活発化してきている。
さらにこの数日はこれまで何度も移籍を報じられてきた日本人選手3人に新たな噂が浮上していたのでさらっとご紹介しよう。
本田圭佑→マルセイユ?
ミランで厳しい時期を過ごしている本田にはこれまでウェストハム、エヴァートン、バレンシアらが獲得を望んでいるとされたが、『France Football』によればフランスのマルセイユが本田、ニャンらミランの複数の選手をリストアップしているのだという。ただこの話題は現地であまり大きく報じられておらず、ミランも今冬での本田の移籍を否定しているだけに、信憑性はやや疑わしい。
川島永嗣→NEC?
ベルギーのスタンダールを退団して以来、半年近く無所属の状態が続いている川島。スコットランドのダンディー・ユナイテッドへの加入が報じられてから約2か月が経過したが、労働許可の問題から正式発表には至っていない。
そこでオランダの中堅クラブNEC(エヌ・エー・セー)が川島の獲得に乗り出しているのではないかという。NECは現在2人のGKを負傷で失っているうえ、今夏、半年契約で加入したドイツ人GKが手術時期を巡る意見の相違により今月初めに解雇され、トップチームのGKは1部での経験に乏しいマルコ・ファン・ダインただ1人となっている。
現地の『ad』は、NECがポーランド人GKマツェイ・ゴストムスキ、川島の2人と「交渉中である」と報じている。クラブの状況を考えれば可能性は十分?
宇佐美貴史→PSV?
シュトゥットガルト、ブレーメン、ハノーファーらブンデス勢の噂の後、マルセイユ移籍も報じられた宇佐美。しかしここにきて、オランダの名門PSVがこの1月の獲得に向けオファーを出したことが伝えられている。
この話題はオランダの他に宇佐美がかつてプレーしたドイツでも報じられているが、どれも日本のメディアが情報源(ただしス○ニチの綴りが“スピノッチ”になっていたりする)となっているようだ。
PSVといえばフース・ヒディンク(現チェルシー監督)の時代に活躍したパク・チソン、イ・ヨンピョら韓国人の印象が強いだろう。かつてVVVで活躍していた本田圭佑に同クラブ移籍の噂が浮上したが、日本人はまだ在籍したことがない。真相やいかに。