2013年にアレックス・ファーガソン監督が勇退し、それ以降なかなか世界のトップレベルに到達出来ていないマンチェスター・ユナイテッド。

かつては彼らの誘いを拒否するような選手はほとんどいなかったものの、この10年ではユナイテッドに加入するチャンスを断る者も多くなってきた。

今回は『Planet Football』から「2013年以降にマンチェスター・ユナイテッドの誘いを拒否した選手たち」をご紹介する。

ギャレス・ベイル

2013年にベイルがトッテナム・ホットスパーを離れる意志を固めたとき、その行き先はレアル・マドリーであった。ただその時、マンチェスター・ユナイテッドのデイヴィッド・モイーズ監督も彼をかなり欲しがっていた。

そのためレアル・マドリーよりマンチェスター・ユナイテッドは大きな額を提示していた。ウェールズの先輩であるライアン・ギグスの存在も武器になると思われたが、ベイルはスペインへ行くという気持ちを崩すことはなかった。

「私はベイルを最初の補強にしたかった。彼を獲得するために全力を尽くし、ヘリコプターまで用意したが、彼を連れて行くことはできなかった」と2020年にモイーズ監督は振り返っている。