7日に日本代表と対戦する予定となっている中国代表チーム。この数年間外国で生まれた選手たちを積極的に引き入れ、強化を進めてきた。
今回はそんな「他の国で生まれたものの帰化して中国代表に入った選手」をご紹介する。
ティラス・ブラウニング
クラブ:広州FC
もともとの国籍:イングランド
中国名:蒋光太
10歳からエヴァートンのユースで育成されたディフェンダー。イングランドのU-17~21の代表チームに招集されたこともある有力な若手選手だったが、トップチームではなかなか出番が得られずにウィガン・アスレティック、プレストン・ノースエンド、サンダーランドへとローン移籍していた。
ただ彼は中国人の祖父がいる選手であることで知られており、2019年に中国の帰化政策によって代表入りを打診された。そして広州恒大(現:広州FC)へと加入し、次年度に中国代表の招集を受けることになった。
右サイドバックとセンターバックの両方をこなすユーティリティDFで、181cmというあまり大きくはない体格であるが強靭なフィジカルを武器としている。