ワールドカップアジア最終予選の初戦でオマーンに敗れた日本代表。カタールに遠征しての第2戦では中国と激突する。
そうしたなか、中国の『網易』は「日本メディアはベテランのチェン・チー(鄭智)が中国代表に緊急招集される可能性があると伝えた」と報じた。
これは、東スポWebが『網易』を情報源として配信したニュースで、『網易』ではその記事のスクリーンショットまで添えている。
広州FC(旧広州恒大)で10番を背負うチェン・チーは41歳の大ベテランだが、リー・ティエ監督が就任した2019年以降は代表でプレーしていない。
そのため、『網易』では「突然、日本メディアは中国代表がチェン・チーの招集に急ぐと伝えた。だが、国内メディアでは確認されていないため、まだ不明」としている。
東スポが情報元としたはずの『網易』が「中国では未確認の情報」と伝えているのは、一体どういうことなのか…。
実際に他の中国メディアを調べてみたが、チェン・チーが招集されたとは報じられていない。
なお、現在の中国代表が守備的MFに人材を欠いていることだけは確かなようだ。
『新浪体育』では「チェン・チーは素晴らしい守備的MFだが、41歳の彼が戻って来ても問題の解決にはならない」とも伝えている。
果たして、日本戦に41歳チェン・チーは現われるのか、楽しみにしよう。