アジアカップで準決勝敗退となった韓国代表は、ユルゲン・クリンスマン監督の解任を発表した。

大韓サッカー協会のチョン・モンギュ会長は「カタールアジアカップで期待に応えられず、サッカーはじめとする多くの国民に大きな失望を申し上げて大変申し訳ない。代表チームを運営する組織の首長として批判と叱責を謙虚に受け入れながら謝罪の言葉を差し上げる」としつつ、「クリンスマン監督は、代表チームの競争力を引き出すマネージメントや勤務態度など、我が代表監督に期待する指導能力とリーダーシップを示さなかった。代表は単なるスポーツチームを超えて国民の関心と支持を得ており、そのエネルギーを国民に返す韓国を代表するチームである。様々な議論と意見を総合した結果、クリンスマンは監督としての競争力と態度が国民の期待と情緒に及ばず、今後改善しにくいという判断がなされた」などと説明している。

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また、「チームの内部問題が表面化し、ファンを失望させている。1ヶ月を超える長い集団生活で 体力的にも精神的にも厳しい試合が続くなか、微妙な状況での出来事ではあったが、今後の代表チーム運営においても重要な意味を持つものであり、考慮する必要がある。今後はこのような事態が二度と起こらないよう、コーチングスタッフの組織化や選手管理体制の再編など、さまざまな対策を講じる。今大会については、代表チームを熱心に応援していただいた皆様に失望とご心配をおかけしたことを改めてお詫び申し上げる」とも綴っている。

韓国代表はアジアカップ期間中に内紛が勃発した。食事を早めに終わらせて卓球をしようとした若手とそれを快く思わなかったベテランが衝突。その際、イ・ガンインがソン・フンミンの指を負傷させたと報じられており、その後、イは謝罪の声明を出している。

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