ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)とキットサプライヤーのadidasは14日、欧州選手権(EURO2024)に向けたハンガリー代表の新ユニフォームを発表した。今月行われた2つの親善試合から使用を開始している。

Hungary 2024 adidas Home

ハンガリー代表 2024 adidas ホーム ユニフォーム

EURO2024に向けた新ホームユニフォームは、過去2大会(EURO2016、EURO2020)でのユニフォーム同様にハンガリー国旗の色を押し出したデザイン。レッドを基調にホワイトとグリーンの国旗3色で構成する。

欧州選手権という大舞台に向けて、世界中のハンガリー人(あるいはハンガリー代表ファン)が、このユニフォームのもとに団結するイメージのデザインだという。

背面の首元にはハンガリー語での国名“Magyarország”をレタリングする。ハンガリー国内での正式な国名は「マジャロルサーグ」で、実は英語のハンガリーとはまったく異なる名称だ。

パンツはホワイト、ソックスはグリーンを採用し、上から「赤-白-緑」の伝統的なハンガリー国旗色スタイルを継続する。

この新ホームユニフォームは、23日にホームで行われたトルコとの親善試合でデビュー。試合は1-0でハンガリーが勝利し、幸先の良いスタートとなった。

Hungary 2024 adidas Away

ハンガリー代表 2024 adidas アウェイ ユニフォーム

新アウェイユニフォームはホワイトを基調に、レッドとグリーンを組み合せるアウェイ定番のカラーコンビネーション。今回も左胸にはホーム同様にハンガリー国章を配し、協会章を右胸に付ける“ダブル・エンブレム仕様”となった。

現在の国章はハンガリー民主化後の1990年に制定されたもの。国章を左胸に付けるスタイルは民主化以前の社会主義体制時代から続いているが、欧州の代表チームで国章そのものを胸に付けるケースは珍しい。

なお、レプリカユニフォームには国章ではなく協会エンブレムのみを付ける時代もあった。

小国好き必見!EURO2024予選「最下位10チーム」の戦況とマニアックなユニがこちら

新アウェイユニフォームは、26日に行われたコソボとのホームゲームでお披露目に。親善試合ホーム2連戦で両ユニフォームを着用している。なお、試合は2-0でハンガリーが勝利を収めた。

欧州選手権は3大会連続5回目の出場となるハンガリー。ドイツを舞台に行われるEURO2024ではグループAに所属し、開催国ドイツ、スコットランド、スイスと対戦する。

現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。懐かしいユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。

【Qoly × LFB Vintageはこちらです】

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名