ニュージーランドを拠点とするオークランドFCは25日、元日本代表DF酒井宏樹(34)を獲得したことを発表した。

酒井は柏レイソルの下部組織出身で、トップデビュー後、2012年にドイツのハノーファーへ。2016年からはフランスのマルセイユ、2021年からは日本へ戻り浦和レッズでプレーしていた。

昨年からは浦和の主将も務めていたが、先月24日、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためにチームを離脱することが急転直下で発表された。

その後J WAVEの『JAM THE PLANET』内で、「自分の浦和レッズでやるべきことはひとつ終わったのかな」と発言。また、移籍先については「オセアニア。僕個人としては行っていない大陸だったので、非常にそこに魅力を感じました」と語っていた。

オークランドFCは今年創設されたばかりの新興クラブで、ニュージーランドを拠点とするがオーストラリア1部のAリーグに参戦することになっている。

同クラブの初代指揮官を務めるのはスティーブ・コリカ監督。元オーストラリア代表MFで2000年と2001年にはサンフレッチェ広島でプレーし、43試合14得点を記録している。

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2018年から昨年までシドニーFCを率いたコリカ監督は酒井について、「ヒロキは非常に勤勉で技術的に才能があり、広大な範囲をカバーする能力がある。戦術的にも、非常に規律正しい選手だ」と話し、「彼が“少年”たちと一緒にトレーニングする姿を見るのが待ちきれないよ」と公式サイトで話している。

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