浦和レッズは27日、OBの岡野雅行氏が、2月1日付でレッズ・ブランドアンバサダーに就任することが決まったと発表した。

岡野氏は1972年7月25日生まれの52歳。現役時代は長髪を振り乱して走る野性的な姿から「野人」の愛称で親しまれた。

学生時代は神奈川県横浜市出身ながら、島根の松江日本大学高校(現・立正大淞南)へ進学。さらに日本大学を3年で中退し、1994年に浦和レッズでプロ入りした異色のキャリアを持つ。

とにかく並外れたスピードを持ち、“キラーパス”が持ち味の中田英寿氏と抜群の相性を誇った岡野氏。その中田のミドルシュートから生まれたから「ジョホールバルの歓喜」は、いまだに色あせない日本サッカー最高の瞬間の一つだ。

2013年に現役を引退した後は、キャリア晩年を過ごしたガイナーレ鳥取でゼネラルマネージャー、代表取締役GMを歴任。ただ昨年末に退任し、関東リーグ1部の南葛SCで事業本部長に就任していた。

以下はレッズ・ブランドアンバサダーとして浦和へ復帰することになった岡野氏のコメント。

「こんにちは、岡野雅行です。このたび、初代レッズ・ブランドアンバサダーとして浦和に帰ってまいりました!

ホーム、アウェイ関係なく我々選手を後押ししてくれた『世界一熱狂的な応援』は僕の記憶に深く刻まれ、未だ忘れることはできません。いま思い出しても身震いが止まりません!そんな世界一熱狂的クラブである浦和レッズをさらにより多くの人に愛してもらうため、そして仲間を1人でも多く増やして行くために、熱く、いや『暑苦しく』精いっぱい努めさせていただきます。

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