2026年ワールドカップに向けたアジア最終予選のグループCで首位に立つ日本代表は、20日にバーレーン、25日にサウジアラビアと対戦する。
対するサウジは、20日にホームで中国と対戦した後に来日する。
『Al-Riyadh』などによれば、サウジ代表は中国と日本戦に向けた国内トレーニングキャンプを16日からスタートしたとのこと。
最初の練習は午前9時15分から開始されたそうで、チームマネージメント部門は、痛みを訴える選手のために午後12時にクリニックの診察時間を設定。また、全員が就寝2時間前の午前3時にスフールの食事を摂る予定とのこと。
サウジはイスラム国家であり、イスラム教徒は今月29日までラマダン(断食)に入っている。
国連UNHCR協会によれば、「日の出から日没までは食べ物のみならず水も飲まないので、夜明け前にスフールと呼ばれるボリュームのある食事を摂ります」とのこと。
サウジは20日にリヤドで中国と対戦、翌日の夜明け頃にプライベートジェットで日本に向かうという。
なお、サウジは中国戦の開催地をジッタからリヤドに変更したが、その理由は「専用機で日本に向かうまでの時間が1時間半短縮され、12時間ほどになるため」だそう。
2034年W杯の開催が決まったサウジだが、今予選では苦戦している。25日に埼玉スタジアム2002で行われる日本戦には相当な意気込みで臨むはずだ。