20日に行われたバーレーン戦に2-0で勝利し、8大会連続となるワールドカップ出場を決めた日本代表。
後半43分に本大会行きを決定づける2点目のゴールを決めた久保建英は、ユニフォームを脱いで喜びを爆発させたが、そのせいでイエローカードを提示された。
そうしたなか、かつてワールドカップ3大会でゴールを決めた元日本代表MF本田圭佑が、Xに英語でこう投稿した。
「ゴールセレブレーションについて。ジャージを脱ぐこと自体は問題ではない。イエローカードが出されるのは、アンダーシャツにメッセージが書かれている場合だけにするべき」
久保がイエローカードを提示されたのは得点後にユニフォームを脱いだためだが、競技規則ではこう定められている。
「・得点の喜び
競技者は、得点をしたときに喜ぶことはできるが、その表現は、過度になってはならない。あらかじめ演出されたパフォーマンスは、勧められず、時間をかけ過ぎてはならない。得点の喜びのために競技のフィールドを離れることは、警告の反則ではない。しかし、競技者は、できるだけ早く競技のフィールドに戻るべきである。次の場合、競技者は、得点が認められなかったとしても警告されなければならない。
・安全や警備に問題が生じるような方法で、ピッチ外周フェンスによじ登る、または観客に近づく。
・挑発する、嘲笑する、または相手の感情を刺激するように行動する。
・マスクや同様のものを顔や頭に被る。
・シャツを脱ぐ、シャツを頭に被る。」
本田は、2023年1月にも久保がレアル・ソシエダの試合でゴールを決めた後にイエローカードを貰った際にこう投稿していた。
「サッカー。ゴール後に服を脱いだらイエローカードやけど全部にイエロー出すのはおかしい。
政治系やメッセージが強いやつだけイエローあり。嬉しさ爆発系はイエローなし。脱がなければいいだけのことって言う人がでてきそうやけど、1ゴールに人生かけてるんや。服くらい自由に脱がしたってくれ」
得点後にユニフォームを脱ぐだけならカードを提示するべきではないというルールへの異論をあらためて展開していたようだ。