これまで長きに渡って日本代表と韓国代表は記憶にも記録残る対決を繰り広げてきた。
そんな宿敵・韓国は遺恨を残すような振る舞いで多くの日本人を激怒させた歴史もあった。
今回は日韓戦で遺恨を残した韓国人3選手をピックアップした。
日本ベンチにボールを蹴り込んだ男
チェ・ヨンス

(C)Getty Images
韓国代表通算69試合27ゴールで歴史に名を残す大型ストライカーは、日韓戦で遺恨を残した選手の一人だ。ワールドユース予選を兼ねたAFCユース選手権1992準決勝でU-19日本代表と対戦した際に事案が発生した。
U-19韓国代表が2-1で勝利を挙げた試合後に、チェは日本ベンチに向かってボールを蹴り込む蛮行を見せて批判が巻き起こった。
ただ他の選手と違って千葉、京都、磐田でプレーするなど、圧倒的な得点力で千葉サポーターからは愛される存在だった。
五輪で政治的なメッセージを発信
パク・チョンウ

(C)Getty Images
韓国代表通算15試合出場のハードワーカーも過去に蛮行を行って日本に遺恨を残した選手の一人だ。2012年に開催されたロンドン五輪男子サッカー3位決定戦で事案が発生した。
2-0で勝利したU-23韓国代表は試合後にパクが「独島(韓国が実効支配する竹島の韓国名)はわれわれの領土」というメッセージカードを掲げて物議を呼んだ。
五輪は政治的メッセージの発信を禁止しており、国際オリンピック委員会理事会は警告と式典の参加禁止などの処罰を下した。
