かつてインテウナシオナウ、チェルシー、上海上港でプレーした元ブラジル代表MFオスカル。
2014年W杯でもプレーし、セレソンの主力として期待されていたテクニシャンだった。
2017年1月に中国に電撃移籍すると長年当地でプレーした後、今年から古巣サンパウロへ復帰した。
そうしたなか、『Globo』は、34歳になったオスカルが引退を検討する事態になったと伝えた。
今週火曜朝、エアロバイクでのトレーニング中に体調不良を訴えると、一時意識を失い、その後、救急車で病院へ搬送されたという。
実はオスカルは数ヶ月前から心臓の問題を抱えており、経過観察を続けてきたそう。
8月にコリンチャンス戦で椎骨を骨折した際の検査で異常が判明。プレーするのに問題ないという報告を受けたが、当時オスカルはピッチ上で少しでも異変を感じたらプレーをやめると語っていたという。
オスカルは今週中にさらなる検査を受ける予定で、2027年末まであるサンパウロとの契約を解除する可能性を検討しているとのこと。
円満な契約解除になる可能性が高いとされており、オスカルは心臓の問題によって引退を決断しうるようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
