先週末に実施されたJ1リーグ第36節。シーズンも佳境にさしかかり各クラブ優勝やJ1残留などの結果も固まりつつある。

そうした中、横浜FCの来季のJ2降格も決定した。

クラブは9日に公式HPを更新し、「昨日行われた明治安田J1リーグ第36節鹿島アントラーズ戦、および本日の他会場の試合結果を受け、J2リーグへの降格が決定いたしました」と降格を報告。

続けて「なんとしてでもJ1残留という目標を達成すべく、クラブに関わる全ての方々に同じ思いで1年間戦っていただいたにもかかわらず、このような結果となってしまったこと、心より深くお詫び申し上げます」と、ファン・サポーターに向け謝罪の声明を発表している。

そんな横浜FCについて「昇格・降格が多すぎる」として、海を越え韓国で注目されている。

韓国メディア『インターフットボール』は「昇格→降格→昇格→降格…横浜FC、湘南ベルマーレ・アルビレックス新潟と降格」というタイトルでJ1残留争いを特集。

2020年のJ1再昇格以降の近年、J1とJ2を毎年のように行き来し続けるいわゆる「エレベータークラブ」の状態に陥っている横浜FC。同メディアはその軌跡を報じている。

また、今季の横浜FCについては「さる36試合でわずか24得点だけを記録する最悪の攻撃力の中で勝点を得られず、鹿島を相手に連敗し、結局降格となった。昇格、降格が繰り返される混乱の歴史の中で再びJ2リーグに降りていく横浜に向けた懸念の視線が大きい」と辛口評価を送っている。

クラブ公式HPでは、J1復帰に向け「クラブのエンブレムに記された不死鳥のごとく、何度でも何度でも諦めることなく前を向き、全員で切磋琢磨し、必ずや再びこのJ1の舞台に返り咲き」といった文言が掲載されている。

今季は残念ながらJ2降格という結果に終わってしまったが、“不死鳥のように”J1復帰を目指す来季の横浜FCに注目だ。

筆者:田原隆夫(編集部)

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