14日に行われたガーナ戦に2-0で勝利した日本代表。

試合後半には田中碧と接触したガーナMFアブ・フランシスの右足首付近が折れ曲がるショッキングなアクシデントがあった。

田中のシュートに対してフランシスがブロックに行った際に起きた不運な負傷だった。それでも、田中は交代後にガーナベンチに向かい、謝意を伝えた。

ガーナのオットー・アッド監督は「コーチである私にも謝罪に来てくれたことに本当に感謝している。我々はそのような行動を当然だとは思っていない。これはここ日本での非常にいい教育だと思う。選手が謝罪してくれるだけでも大きな意味があるし、私は彼に本当に感謝していると伝えた」とその行動に感謝していた。

24歳のフランシスが所属するフランス1部トゥールーズは「深刻な怪我で数ヶ月間離脱する」と発表。

また、フランス紙『L'Équipe』は、フランシスが腓骨と脛骨を骨折しており、土曜日に手術を受けると伝えていた。試合は愛知県の豊田スタジアムで行われたが、彼はトヨタ記念病院に緊急搬送されたとのこと。

トゥールーズのメディカルスタッフとガーナ代表の医療班が緊急のリモート会議を行ったそうで、関係者は「手術は本日(土曜)に日本で行われる。このような状態で帰国させるのはリスクが大きすぎた」と語っていたという。

フランシスは今シーズン中の復帰は絶望的で、来夏のW杯も欠場する見込みと同紙は伝えている。

ガーナ代表は2026年W杯のアフリカ予選グループIを首位で突破し、本大会出場を決めていた。フランシスは予選2試合に出場していたが、本大会を欠場する可能性が高くなったようだ。

筆者:井上大輔(編集部)

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