ドルトムント(ブンデスリーガ)MFカリム・アデイェミが銃刀法違反で処分を受けた。
ドルトムントではここまで公式戦121試合に出場しているカリム・アデイェミ。11月のドイツ代表にも選出されており、今季は公式戦14試合出場3得点3アシストを記録している。
ドイツの地で高パフォーマンスを維持する23歳の同選手だが、ドイツ『Bild』は同選手が銃刀法違反によって処分を受けたと伝えた。
約1年前にドイツの警察は、アデイェミと彼女のスイス人ラッパーであるロレダーナ・ゼフィさんが、それぞれ武器を二つ所持しているところを発見。同選手らはその後の調査の結果、45万ユーロ(約8000万円)の罰金を科せられた。
アデイェミの代理人であるホルヘ・メンデス氏によれば、同選手らが『TikTok』で注文した「ミステリーボックス」に二つの武器が入っていたようだ。
ドルトムントはこの件について「当クラブは犯罪容疑を常に真剣に受け止めており、守秘義務を尊重しつつ、この一件について選手と話し合う」 とコメントした。
なお、アデイェミらは45万ユーロを60日に分けて支払うことで、懲役刑を免れ、犯罪歴も残らないという。
アデイェミはバイエルン・ミュンヘンやウンターハヒンクの下部組織を経て、2018年にRBザルツブルクへ加入。同クラブで頭角を現し、2022年からドルトムントでプレーしている。
筆者:本田建(編集部)

