日本代表が18日に対戦するボリビアは南米の伏兵といえるチームだ。
FIFAランキングは76位ながら、標高3600メートルのラパス、標高4100メートルのエル・アルトという超高地でのホームゲームで南米の列強国を苦しめてきた。
2026年W杯南米予選最終節ではエル・アルトで王国ブラジルを撃破し、大陸間プレーオフ行きを勝ちとった。
そのボリビアだが、14日にテジョンで行われた韓国戦に0-2で敗戦。ボリビアから韓国までは約17,000キロも離れており、移動には24時間前後かかることもあってか、厳しい戦いを強いられた。ボール保持率は41%ほどで、シュート数も韓国が2倍を記録。
ボリビア紙『EL DEBER』によれば、韓国戦に出場したボリビア代表FWエンソ・モンテイロは、こう話していたそう。
「韓国が非常に強いチームだということは分かっていた。ポジティブな結果を残したかった。
とはいえ、僕らは大いに成長している。自信をつけているし、日本戦への準備はできている」
同紙によれば、ボリビアの選手たちは、韓国と日本のレベルの高さを強調していたという。
21歳のモンテイロは、ブラジル人サッカー選手だった父が、ボリビアのクラブでプレーしていた際にボリビアで生まれた。
三浦知良やネイマールもプレーしたブラジルが誇る名門サントスが保有しており、現在はラトビアのクラブに貸し出されている。
「ブラジル人の血を引くボリビアの有望株」として期待されるアタッカーだそう。
筆者:井上大輔(編集部)
